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自宅のガレージで、ニッサン S13 / S14 / S15、180SXにトヨタ JZエンジンを...
皆様こんにちは!しゃふと屋 リサーチ担当のミスターXです。今日は、日本が誇る日産の名車、S13、S14、S15 そして、180SXにDIYにてトヨタのJZエンジン(1JZまたは2JZ)を搭載する方法をご紹介します。上記車種に純正搭載される直列4気筒のSR20エンジンは、ドリフト走行などで無理をさせると350馬力、400馬力程度で故障が見え始めます。もちろん、ガラスのエンジンと呼ばれるSR20も、腰下腰上にしっかり手を入れ、ウィークポイントを消していけば500馬力、600馬力と許容馬力は上がってまいりますが、高馬力を手に入れるのと引き換えに、”たくさんのお金”と”たくさんの時間”を注ぎ込まなければならないのも事実といえます。それでは、JZX90やJZX100, 110に標準搭載されるトヨタとヤマハの共同開発エンジンである1JZ-GTEエンジン、さらには80系スープラや14、16系アリストに搭載される3Lエンジンである2JZ-GTEエンジンに載せ換えることができれば、手っ取り早くパワーとトルク、そしてメンテナンスフリーなドリフトライフをエンジョイすることができるのではないか、そう思う方も多々いらっしゃると思います。実際には、D1グランプリやFormulaDRIFT、世界中にSシャーシにJZエンジンを搭載したパッケージは無数に存在します。ただ、それらの載せ換えメニューに付きまとう問題、それは”加工品”が発生すること。どこかのショップに依頼し、載せ換え作業を行わなけれならないとなると、作業の敷居、そして、自然と発生する”作業工賃”により、必要予算は大きくなってまいります。では、自分のガレージで、自分の時間を使って、DIYでこの作業を行うことができないか。前置きが長くなりましたが今回のブログはそんな皆様に書き記したDIY お庭でJZスワップ、に関するブログとなります。 ステップ1. ISRパフォーマンスのスワップキットで、ボルトオンでエンジンを搭載 まず最初に入手すべきは、ISRパフォーマンスがリリースしているJZエンジン搭載キットを使用し、エンジン、ミッションをボルトオンにて適正な位置に搭載するところから始めます。このキットは、VVTi有り、無しの1JZエンジン、2JZエンジンに対応しており、ニッサン S13、S14、S15、180SXにトヨタのJZエンジンを完全ボルトオンにて搭載することができます。こちらのキットは、エンジンマウントやトランスミッションマウント等、SR20に比べてサイズの大きいJZエンジンをSシャーシに押し込むための必要な部品をすべて含んでおり、使用するトランスミッションにより、付属するマウントキットを選べるのが大きな特徴です。JZエンジン標準の純正5速トランスミッションであるR154または、ニッサンZ33純正6速トランスミッションであるCD009からご選択可能です。(Z33トランスミッションは、Collins製アダプタープレートを使用した場合のみ対応) こちらのキットを使用することにより、エンジンの位置出しや溶接加工など、時間のかかる作業、溶接が必要になる加工の手間を一気に省くことが可能です。以下写真は、同キットを使用し180SXに2JZエンジンを搭載した参考写真になります。 ※追加情報2JZ-GTE 純正ツインターボ搭載時にボルトオン、インタークーラーキット もし、あなたが2JZエンジン純正ツインターボ仕様をそのまま使用する場合は、パイピング製作が不要となる”載せ換え用前置きインタークーラーキット”のご用意もございます。スワップキットを製作する同メーカーISRパフォーマンスでは、インタークーラーコアも付属するコンプリートキット、さらには今すでについているインタークーラーコアを再利用する、パイピングのみのキットを提供しています。アルミ溶接をする手間を省くことが可能です。 ステップ2. 載せ換え用ワンピースプロペラシャフトを入手 次に重要なのがプロペラシャフト。しゃふと屋オンラインショップでは、上記キットでJZ載せ換えをした車両に、R154やCD009に対応したプロペラシャフトをご提供させていただいております。ABS付き・無し、スチールまたはアルミからお選びいただけます。 アルミ vs スチールプロペラシャフト アルミシャフトはスチールシャフトに対し軽量で、重量を抑えることができますが、スチール製シャフトはわずかに強度が高く、駆動系のダイレクト感が増します。金額はアルミシャフトのほうが2万円ほど高価です。どちらを選ぶかは、車の使用目的や好み、ご予算に応じて決めましょう。 ステップ3. パワステライン、燃料ラインも既製品の使用で解決 しゃふと屋では、上記のベーシックなスワップパーツに加え、JZエンジン載せ替えに必要なかゆい所に手が届くパーツたちも豊富に取り扱っています。まずは、パワーステアリングライン。JZエンジンに付属するトヨタ製パワーステアリングポンプとSシャーシのステアリングラックを結ぶ高圧ホースも既製品で対応しましょう。弊社では、ChaseBays製のリザーバータンクを含んだコンプリートキットを推奨しています。(VVTi付き2JZエンジンをご使用の際には、使用するパワステポンプをVVTi無し2JZ純正ポンプに変更する必要があります) 燃料ラインにも、同メーカーChaseBaysのキットを使用します。こちらの商品は、使用するデリバリーライン、燃料レギュレーターをお使いの仕様にあったものを入手可能です。もちろん、トヨタ純正デリバリー・トヨタ純正レギュレーターに適合するものもお選びいただけますので、社外品をふんだんに使用したハイエンド車両から、純正品をそのまま使いたいというお客様にも好んでご使用いただいております。さらにさらに同時購入品として、クラッチラインのご注文も多くなっております。Sシャーシ純正のスチールラインを無理にぐにゃぐにゃとまげて取り付けることなく、長さが合ったANラインの既製品をご使用いただくことにより、トラブルを未然に防ぐことが可能です。 ステップ4. 配線加工不要"プラグアンドプレイ"載せ換え用エンジンハーネス しゃふと屋では、エンジンスワップを行った車両に"完全プラグインができる"載せ換えハーネスのご提供も行っております。お客様の車両(S13 / S14 /...
自宅のガレージで、ニッサン S13 / S14 / S15、180SXにトヨタ JZエンジンを...
皆様こんにちは!しゃふと屋 リサーチ担当のミスターXです。今日は、日本が誇る日産の名車、S13、S14、S15 そして、180SXにDIYにてトヨタのJZエンジン(1JZまたは2JZ)を搭載する方法をご紹介します。上記車種に純正搭載される直列4気筒のSR20エンジンは、ドリフト走行などで無理をさせると350馬力、400馬力程度で故障が見え始めます。もちろん、ガラスのエンジンと呼ばれるSR20も、腰下腰上にしっかり手を入れ、ウィークポイントを消していけば500馬力、600馬力と許容馬力は上がってまいりますが、高馬力を手に入れるのと引き換えに、”たくさんのお金”と”たくさんの時間”を注ぎ込まなければならないのも事実といえます。それでは、JZX90やJZX100, 110に標準搭載されるトヨタとヤマハの共同開発エンジンである1JZ-GTEエンジン、さらには80系スープラや14、16系アリストに搭載される3Lエンジンである2JZ-GTEエンジンに載せ換えることができれば、手っ取り早くパワーとトルク、そしてメンテナンスフリーなドリフトライフをエンジョイすることができるのではないか、そう思う方も多々いらっしゃると思います。実際には、D1グランプリやFormulaDRIFT、世界中にSシャーシにJZエンジンを搭載したパッケージは無数に存在します。ただ、それらの載せ換えメニューに付きまとう問題、それは”加工品”が発生すること。どこかのショップに依頼し、載せ換え作業を行わなけれならないとなると、作業の敷居、そして、自然と発生する”作業工賃”により、必要予算は大きくなってまいります。では、自分のガレージで、自分の時間を使って、DIYでこの作業を行うことができないか。前置きが長くなりましたが今回のブログはそんな皆様に書き記したDIY お庭でJZスワップ、に関するブログとなります。 ステップ1. ISRパフォーマンスのスワップキットで、ボルトオンでエンジンを搭載 まず最初に入手すべきは、ISRパフォーマンスがリリースしているJZエンジン搭載キットを使用し、エンジン、ミッションをボルトオンにて適正な位置に搭載するところから始めます。このキットは、VVTi有り、無しの1JZエンジン、2JZエンジンに対応しており、ニッサン S13、S14、S15、180SXにトヨタのJZエンジンを完全ボルトオンにて搭載することができます。こちらのキットは、エンジンマウントやトランスミッションマウント等、SR20に比べてサイズの大きいJZエンジンをSシャーシに押し込むための必要な部品をすべて含んでおり、使用するトランスミッションにより、付属するマウントキットを選べるのが大きな特徴です。JZエンジン標準の純正5速トランスミッションであるR154または、ニッサンZ33純正6速トランスミッションであるCD009からご選択可能です。(Z33トランスミッションは、Collins製アダプタープレートを使用した場合のみ対応) こちらのキットを使用することにより、エンジンの位置出しや溶接加工など、時間のかかる作業、溶接が必要になる加工の手間を一気に省くことが可能です。以下写真は、同キットを使用し180SXに2JZエンジンを搭載した参考写真になります。 ※追加情報2JZ-GTE 純正ツインターボ搭載時にボルトオン、インタークーラーキット もし、あなたが2JZエンジン純正ツインターボ仕様をそのまま使用する場合は、パイピング製作が不要となる”載せ換え用前置きインタークーラーキット”のご用意もございます。スワップキットを製作する同メーカーISRパフォーマンスでは、インタークーラーコアも付属するコンプリートキット、さらには今すでについているインタークーラーコアを再利用する、パイピングのみのキットを提供しています。アルミ溶接をする手間を省くことが可能です。 ステップ2. 載せ換え用ワンピースプロペラシャフトを入手 次に重要なのがプロペラシャフト。しゃふと屋オンラインショップでは、上記キットでJZ載せ換えをした車両に、R154やCD009に対応したプロペラシャフトをご提供させていただいております。ABS付き・無し、スチールまたはアルミからお選びいただけます。 アルミ vs スチールプロペラシャフト アルミシャフトはスチールシャフトに対し軽量で、重量を抑えることができますが、スチール製シャフトはわずかに強度が高く、駆動系のダイレクト感が増します。金額はアルミシャフトのほうが2万円ほど高価です。どちらを選ぶかは、車の使用目的や好み、ご予算に応じて決めましょう。 ステップ3. パワステライン、燃料ラインも既製品の使用で解決 しゃふと屋では、上記のベーシックなスワップパーツに加え、JZエンジン載せ替えに必要なかゆい所に手が届くパーツたちも豊富に取り扱っています。まずは、パワーステアリングライン。JZエンジンに付属するトヨタ製パワーステアリングポンプとSシャーシのステアリングラックを結ぶ高圧ホースも既製品で対応しましょう。弊社では、ChaseBays製のリザーバータンクを含んだコンプリートキットを推奨しています。(VVTi付き2JZエンジンをご使用の際には、使用するパワステポンプをVVTi無し2JZ純正ポンプに変更する必要があります) 燃料ラインにも、同メーカーChaseBaysのキットを使用します。こちらの商品は、使用するデリバリーライン、燃料レギュレーターをお使いの仕様にあったものを入手可能です。もちろん、トヨタ純正デリバリー・トヨタ純正レギュレーターに適合するものもお選びいただけますので、社外品をふんだんに使用したハイエンド車両から、純正品をそのまま使いたいというお客様にも好んでご使用いただいております。さらにさらに同時購入品として、クラッチラインのご注文も多くなっております。Sシャーシ純正のスチールラインを無理にぐにゃぐにゃとまげて取り付けることなく、長さが合ったANラインの既製品をご使用いただくことにより、トラブルを未然に防ぐことが可能です。 ステップ4. 配線加工不要"プラグアンドプレイ"載せ換え用エンジンハーネス しゃふと屋では、エンジンスワップを行った車両に"完全プラグインができる"載せ換えハーネスのご提供も行っております。お客様の車両(S13 / S14 /...